唐突な話ですが「怒る」と言う感情は、大変エネルギーを浪費させられると、先日、職場にて実感させられました。詳細は割愛しますが、お昼に毎日デザートとして食べている「アイス」は大変不味く感じられ、お腹の調子も連日良くない状況です。
さて現在、読み進めている書籍が幾つかあります。今回の記事では、其の内の1冊を紹介します。
ザ・コンプリート・ゴールデンドーン・システム・オブ・マジック
著者:イスラエル・リガルディ
翻訳:ヘイズ中村、竜野アイン
価格:¥38,500(税込)
備考:1,000冊限定
1990年に1,000冊限定出版された書籍の再販版です。東京にある「魔術堂」にて購入しました。
魔術師である著者イスラエル・リガルディ(1907年11月17日生~1985年3月10日没)が、手に入る限りの魔術文献を集め作成、その約40年後に更に加筆を加え完成された魔術書が、この書籍「ザ・コンプリートゴールデンドーン・システム・オブ・マジック」です。
章立てで構成されており、10章+付録(エノク語辞典等)となっています。各章のタイトルは下記の通りとなりますが、章ごとに記載されている内容は余りに膨大なため、割愛させて頂きます。
- 第一章 魔術の初歩
- 第二章 占断の重要なポイント
- 第三章 伝統に秘められた核心
- 第四章 基礎的修行
- 第五章 魔術の基礎
- 第六章 外陣儀式と注釈
- 第七章 ルビーの薔薇と金の十字架の儀式とウェイトの同胞団の儀式
- 第八章 魔術教義及び様々な団の儀式
- 第九章 タロットカード
- 第十章 エノキアン・マジック
- 付 録 エノク語辞典、換算表
読んでみた感想として
身も蓋もありませんが、自分には過ぎた代物だと感じさせられてます(-_-;)
エノク語の発音、占星術、生命の樹、カドゥケウス、天使、タリズマン製作・・・等々、挙げればキリがないほどの情報が集約されており、正に魔術の辞書と呼べる代物です。
なお第一章は「魔術の初歩」と記載こそされていますが、此方もある程度の基礎知識が必要と感じられます。
本格的に「魔術を学びたい・習得したい方」にはお勧めの書籍と思われます。