Xにて金縛りに関する「恐怖心」についてのポストを、先日頂きました。誰でも就寝時に、意識がぼんやりとしている時に「金縛り」や「幻聴」が突然と聞こえてきたら、もの好きでない限りは「恐怖心」を感じると思われます。
同様に、体外離脱の前兆現象として発生する「振動現象(耳鳴り)」に関しても、上記の金縛り、そして幻聴と同様に「異質な体験」であるため、大多数の方は恐怖心を抱き、一部の方に於いては体外離脱の試みを中止してしまいます。
この「恐怖心」の正体については、ロバート・モンロー氏の著書「Journeys Out of the Body 体外への旅」で下記の様に述べられています。
第一に、死への恐れがある。肉体からの離脱が、死に際したとき予想されることと非常に似ているので、反射的な反応がおこる。
第二の局面もまた、死への恐れとつながっている。つまり、私は肉体に戻ることができるだろうか、肉体に「入る」ことができるのだろうか、というものである。
第三の根本的な恐れは、未知への恐れである。
実験した結果、意識と肉体にどんな影響があるかが分からないことだ。
Journeys Out of the Body 体外への旅
上記の文面を読みとくに、生物としての根本的な恐れ「肉体的な死」が恐怖心の原因である事が分かります。恐怖心に対する即行性のある解決手段は残念ながらなく、何度も体験して徐々に慣れるしか無い様です。
私個人の体験に限っては、肉体には普通に戻れています。しかし意識への影響は多分に感じています。(特に死生観が大きく変化しています)体外離脱を試みて、向こうに逝ったまま、帰れなくなる事は恐らくないとは思われますが、逝ってしまった方の報告は聞く事ができないため、絶対に安全な試みだとは言い切れません。
コラム
恐怖心とは違いますが、死に瀕する、若しくは一度死んで蘇生した方からの報告では、向こう側に「光」が見えたと言う話を良く聞きます。(私も体外離脱体験時に偶に見ます)
最近思うのですが、肉体的に完全に死んだ状態で、その見えている「光」とは逆方向に進んだ場合何が起こるのか?と思う事があります。
肉体的に死んでいるので、物質世界に霊として残ってしまうのか、それとも別の何かが起きるのか?気になるところです。