体外離脱体験報告(2023-3-7)

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前回の記事にて紹介した「ムドラ手札」を購入してから、起床後と就寝前にランダムで引いたムドラを実践しています。引くカードは相変わらず同じカードが多い状況であり、ここまで同じカードを引くと逆に笑ってしまいます。

では今回の本題ですが、タイトル通り「体外離脱体験報告」となります。なお体験①と②は部分的に記憶が飛んでおり、特に体験①の後半はかなり断片的な記憶となります。


体外離脱体験報告(2023-3-7)

日時:3月7日(火)午前3:44
備考:前日の夜に飲酒あり(焼き鳥屋にて)

午前3時頃に目を覚す。目蓋を閉じたまま仰向けの姿勢で、室内の天井あたりに視点を注目させていた。体外離脱を試みている訳では無かったが、結果的に体外離脱の技法「角度法」と同じ事をしてしまった為か、一瞬だけ振動が発生した。

なおこの時点では、体外離脱は失敗と終わる。姿勢を横向きに変更、そのまま普通に就寝しようとする。ここでまた、目蓋を閉じた状態で側面の壁辺りに、視点を集中させてしまう。結果、再び振動が発生。この時は意識的な離脱ではなく強制的な離脱となり、そして不可思議な空間に飛ばされた。


(1)白い空間にて

注釈:ここでの出来事は理解の範疇を超えていた。なお、体験中は全てを記憶していたが、肉体に戻った瞬間に急速に記憶が飛び始めてしまい、断片的な記録となる。

離脱した瞬間に「白い空間」に飛ばされた。周囲を遮るものはなく、空間の果ては見えない。構造物は、自身が立つそれほど広くない面積の、宙に浮かぶ「白い床」、上の階層と下の階層に続く「白い階段」のみ。そして目の前には、白い祭服を着た、子供達(幼児?)、赤ん坊、見知らぬ中年の男性(1名)が居た。普段の体外離脱にて出会う存在とは何か雰囲気が違く、若干の恐怖感を感じた。

恐怖感の為か反射的に下への階段を降り、下の階層へと行くが、降りた先には「赤ん坊」を除き、先程の人物達が既に居た。戸惑いながらも「なぜ赤ん坊だけいないのか?」と尋ねてみたところ、中年男性から「赤ん坊は階段を降りられないよ」との回答があり、それはそうだと妙に納得したのを記憶している。

ここから先、この空間での記憶は断片的であり、箇条書きとする。

  • 上の階層に戻った
  • 皆と階段を登り更に上の階層に行った
  • 強い癒しを感じる何かをされた(表現不可)

何か「融合」させられた様なイメージが朧げに残っているが、詳細は不明。そして別の場所に飛ばされた。


(2)宇宙空間の様な場所にて

注釈:ここでの体験は比較的よく覚えている。
宇宙空間の様な場所に移動させられており、視野は比較的狭く、解像度もそれほど高くはなかった。遥か先には恒星と思わしき光が多数確認された。

自身は「光の粒子で構成された途方もなく巨大な何か」の一部になっており、空間を高速で移動していた。移動中は音楽の様な音が始終聴こえていた。体験中は非常に強い癒しを感じていた。


(3)普通の体外離脱

注釈:ここでの体験は全て記憶している。
突然と先程の空間から、床に落とされる。落とされ方はまるで、コメディTVドラマ「Mr.ビーン」の冒頭登場シーンと同じ様な感じであった。落とされた場所は非常に馴染みがある、実家のリビングであった。何故、自室ではなく実家に移動したのかは不明。

視野、解像度は良好であり、問題なく周囲を見渡せる。両親の寝室ドアはしまっており、就寝中の様である。窓から壁抜けで庭へ移動、どの程度鮮明に見えるかを確認する意味合いを含め、人工芝を固定している金具に付着していた「泥」を爪で引っ掻いてみる。爪の間には泥が入り非常に鮮明に見る事ができた。

ふと「現実とは違い、垣根とかに蜘蛛の巣がないなぁ」と考えた瞬間、所々に「蜘蛛と蜘蛛の巣」が発生する。思考は現実化すると言う単語を思い出し、しまったと思ったが既に遅く、身体中に蜘蛛の巣やら蜘蛛が絡みつく。

蜘蛛を駆除する道具が出せないか試みるが、何も出すことはできず。日常の現実的な障害などは直ぐに具現化されるようではあるが、逆に自分が非現実的と思われる事の具現化は、やはりしづらい様である。

あまりに不快なので、急いで実家屋内に戻ることにした。身体に纏わり付いた「蜘蛛の巣や蜘蛛」は、屋内に戻るときの「壁抜け」の時に全て壁に引っかかり、身体から取り払う事ができた。リビングの様子は先程とは若干違っており、寝巻きが乱雑に床に置かれていた。そして肉体に引き戻される感覚が発生、体験終了となる。

肉体への帰還、時刻は午前3:44であった。直ぐにノートPCにて記録を行ったが「体験①の後半部分」に関しては、急速に記憶から消え始めてしまい部分的な記録となってしまった。