物凄く個人的な事ですが、4月より「自転車乗車時のヘルメット着用努力義務」が施行されてから、この機会に自転車通勤を辞めました。(次いでに自転車は処分しました)
現在は毎日徒歩で通勤しており、片道40分程の距離を歩いています。以前より歩く事は好きでしたが、更に歩く事が増えたためか前よりも脚が引き締まった実感を感じています。
さて話は変わり先月より、これから紹介する書籍に記述されている「リラックス儀式」「夢日記」「タロット観想儀式」の3点を毎日実施しています。儀式と大袈裟な名称こそついていますが、リラックス儀式に関しては横になる、もしくは座った姿勢で、体の隅々に「光体」が移動するのをイメージを行いリラックスをする内容で有り、そしてタロット観想儀式は、大アルカナのカード16枚を用いて、引いたカードに対する感じた感情・印象等を記録する内容です。
なお個人的には地味ながらも「夢日記」が一番難易度が高く感じており、夢の内容を覚えて記録するのは中々大変です。
では今回の記事では、モダンマジックと呼ばれる「魔術の教科書」を紹介したいと思います。
モダンマジック(MODERN MAGICK)
魔術は君が行う何かではない、
君自身の何かである-ドナルド・マイケル・クレイグ
著者:ドナルド・マイケル・クレイグ(1951-2014)
価格:9,680円(税込)
発刊:第1版は1988年(英語版)
備考:日本語版は第3版を翻訳した物となる
この書籍は「実際に機能する魔術」を習得するのを目的に、初心者でも大変判り易く説明がなされています。英語版が1988年に初めて出版され、その後数回に渡り追記等が加わっていますが、今回初めて日本語に翻訳されました。
この魔術書が一般的に販売されている他の書籍と違うのは、兎に角判り易く説明がなされており、魔術書特有の判りにくい表現や言い回しは極力なく、図版やイラストの使用、基礎的な知識や訓練から始まり、数々の儀式や魔術道具や祭壇の作り方まで、具体的で分かりやすい解説がされている点です。
なお「785ページ」もあり、教科書兼辞書とも言えます。
書籍で取扱っている内容
まず最初に述べますが「黒魔術」は扱っていません。その理由は書籍内で述べられていますが「善を行えば善を受け取る、故意でなくとも悪を行えば得るものは悪である」ためです。
書籍内で取扱っている詳細な内容に関しては、モダンマジックを出版している国書刊行会の書籍紹介ページにて、書籍の内容目次詳細及び本文索引がダウンロードできますので、其方を参考にして頂きたいと思いますが、主に下記の項目が取扱われています。
- 基礎(夢日記、リラクゼーション儀式、タロット、カバラ)
- エノキアン、魔女術、タリズマン作成、召喚魔術
- 性魔術、錬金術、アストラル体投射
- パスワーキング、ケイオスマジック
感想・収穫
恐らく「モダンマジック」は、魔術に興味を持つ方にとっては、実践的な知識と技術を提供する必携の書籍だと思われます。今まで好奇心で、幾つか魔術書を読んできましたが、正直なところ読み進められる書籍はほとんど有りませんでした。
モダンマジック程、読者に対して丁寧に判り易く説明してる魔術書は無いと思います。(W.E.バトラー著の「魔法修行」は比較的理解しやすかったですが)
なお、未だ読み進めている途中ですが「一つ収穫」がありました。過去にも何度か述べていますが、「銀粉・金粉が宙に舞って視える現象」及び、夜間に時々「何かに接触」される体験について、正に其れに該当する記述が書籍内にありました。
其れ等は書籍では「小さな厄介者たち」と説明がなされており、アストラル的聴覚が開いている時に、見聞きができる事が有るとの事です。特に害はなく、そもそも自身に対して「害を与える事はできない」ですが、ハッキリとした正体は不明であり「元素霊」と呼ばれる存在に見えることも有るとの事です。