先週水曜日より、今回の記事で紹介する書籍に載っていた「エレベーターの呼吸」と呼ばれる呼吸法を、徒歩での通勤中に毎日実践しています。いわゆる「マインドフルネス」の呼吸なのですが、翌日の明け方にも横になった状態で実践していたところ、下記の様な体験をしました。
- 目を閉じた状態で右に寝返りを打ったら「奇妙な油絵」が見えた
- 風鈴の音がすぐ隣から聴こえた
これらの体験の意味は不明です。さて今回の記事では、その呼吸法が説明されていた書籍の紹介をしたいと思います。個性的なイラストが用いられており、内容も堅苦しくなく読みやすいので、個人的におすすめです。
左脳さん、右脳さん。あなたにも体感できる意識変容の５ステップ
著者：ネドじゅん
定価：1,400円＋税
備考：Kindle版に加筆修正されたものとなる
この書籍の内容を一言で述べるならば「マインドフルネス（意識を今ここに集中させる）」の指南書です。著者のネドじゅん氏はある日、予兆もなく突然と脳内からの「思考」が消え、それ以降その状態が続く様になったとの事です。
無論、何もしないで「思考」が消えた訳ではなく、著者は長い期間「エレベーターの呼吸」と呼ばれる特別な呼吸を日常的に実践しており、思考を司る「左脳」の活動が抑制され、直感を司る「右脳」が優位になった結果、思考が消えたと書籍内で述べられています。
思考が停止する恩恵として、過去の出来事を思い出したり未来への心配など「頭の中で独り言」がなくなり、心が安定して、ストレスを感じない日々を過ごせる事が挙げられており、この書籍では下記の４名？の登場人物が中心となり、思考を消す指南がなされています。
- 意識を４名の登場人物として紹介
①オカン（周囲からみたときの著者）
②意識の焦点さん。（著者本人）
③左脳さん。（思考の意識）
④右脳さん。（直感の意識）
上記の登場人物名だけを見ても良く判らないと思われますが、「意識の焦点さん。」を裏から操っている思考の意識「左脳さん。」からの支配から解放されれば「思考」が消えると言う事です。更に詳しい詳細については、実際に書籍を読んで頂けたらと思います。
なお「思考」が消えたらそもそも日常生活が普通にできるのか？と疑問を感じる方も居ると思われますが、「思考」と「意識」は別物であるため、日常生活に支障がでることは、書籍を読んだ限りでは無いと感じられます。