書籍「必修魔術論」の紹介

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以前の記事でも少し紹介しましたが、今回の記事では最近読んだ魔術指南書「必修魔術論」について紹介したいと思います。この本は、アレイスター・クロウリーの魔術体系と『法の書』に挑む方全ての者のための基礎概論とされています。

なお購入先は秋葉原に店舗が在る「魔術堂」となります。

内容紹介

出版:国書刊行会
価格:4,620円(税込)

「必修魔術論」は、アレイスター・クロウリーの魔術体系と「法の書」と大変難解な魔導書呼に挑む方のための基礎概論書です。本書は現役の魔術師Hieros Phoenixによって書かれ、確かな経験と実践に基づく正統的理論書とされています。

本書では、クロウリーの伝説、『法の書』の啓示、新時代(アイオン)の魔術とホルスの時代の秘儀、銀の星団と東方聖堂騎士団、新時代の修業体系と「大いなる作業(マグナムオプス)」、実践的魔術の基礎、アレイスター・クロウリーと儀式魔術、クロウリーと神秘主義、魔術の実践的アプローチなどについて詳細に説明されています。

特に、本書では魔術の再生、実践的魔術の基礎、アレイスター・クロウリーと儀式魔術、クロウリーと神秘主義、魔術の実践的アプローチなど、多くの重要なテーマについて、深く掘り下げて解説されています。これにより、各個人の基礎となる魔術知識にも左右されると思われるが、読者はクロウリーの魔術とその背後にある哲学について、より深い理解を得ることが可能であると思われる。

読み終えた個人的な感想

出版元は同じですが、過去に紹介した「モダンマジック」と比較すると遥かに難解であり、初心者の方には理解しきれないと感じました。(モダンマジックの様な判りやすい魔術書の方が稀有だと思いますが)

そして自分も、この本を読んでも、クロウリーの魔術やその背後にある哲学については完全には理解できませんでした。

唯それは、単純に自分に魔術に関する知識が不足しているのと個人的な好みも大きく影響していると思います。(法の書の文面には中々過激な言い回しが多数あります)

万人向けでは決してありませんが「必修魔術論」は、アレイスター・クロウリーの魔術に興味がある方、またはクロウリー魔術の実践を本気で考えている方にとっては、非常に価値のある一冊だと思われます。