日中の時間帯による「体外離脱」を初めて体験しました。今回の体験により、日中時間帯であっても、「体外離脱」を体験する事は不可能ではない事を自身で確認する事ができました。
とは言え、日中に体外離脱を試みた場合、下手をすると休日1日を潰してしまう恐れがあるため、余りお勧めはできません。では下記に、今回の体験内容等を記載します。
体外離脱 体験報告(2023-10-4)
日時:2023年10月4日(水)12:30〜13:49
備考:前日は飲酒あり、私事により実家に帰省中
昼食後、少し昼寝をするため、2階自室にてヘミシンクを聴きながら横になる。聴いたタイトルは「ゲートウェイ・エクスペリエンス Wave Ⅶ(トラック1 Explore Total Self)」となる。前日に焼鳥屋にて飲食を多くしていたため、若干身体に怠さがあり60分程寝てしまった。
目が覚めたら、イヤホンから流れていたヘミシンクは、トラック1からトラック3まで進んでいた。そして、聞こえているヘミシンク音に混じり頭内より体外離脱の前兆現象である「シュー」と聞こえる振動音が断続的に聞こえ始める。なお離脱を意図した訳ではなく、偶発的な発生となる。
振動音が大きくなるに伴い、呼吸回数が減っているのを感じられた。振動音が十分に高まったと感じられた時点で、ベッドより起き上がり初めて日中帯の体外離脱を成功させる。
離脱直後は視野は働いておらず五感は「触覚と聴力」のみ。
※但し離脱時特有の第六感「位置関係が把握できる感覚」は働いているため、移動に支障はなし
先ずは、確実に離脱ができている事を確認するため、床に指を突き刺し、すり抜けができる事を確認した。そして、階段より頭から飛び込む姿勢で、浮遊しながら1階リビングまで移動。視界はまだ不鮮明であったが、リビングにいる両親の姿を確認、下記の行動を行い接触できないかを試みた。
- 観葉植物を揺らす
- 両親に話しかけてみる
結果として両試みとも成功する。但し、話しかけるについては、直接話していると言うよりは、相手型の心と話している様な感覚であり、相手は上の空の様な感じであった。なお視界に関しては、リビング窓より少しだけ外に出たところ、かなり安定して見える様になった。
視界が安定した後、再び屋内に戻り、両親の寝室を覗いてみる。母のベッドが設置されている場所にベッドはなく、代わりに本来ベッドがある場所の床(畳)は「真っ黒」になっているのが見えた。床(畳)が真っ黒に見えるのは、恐らく母の体調の悪さを表しているものだと思われる。そして肉体に引き戻され、離脱体験は終了となる。
肉体に戻った直後に、情報の整合性を取りにリビングへ確認に向かったが、そもそも離脱中に揺らした「観葉植物」はかなり以前に枯れて処分されていた。そして、離脱していた時間帯は父は外に外出しており、離脱中に確認した状況とは全く違うものであった。
体験の分析
今回の体験を分析すると、大まかに下述の様になると思われます。何方が真実なのかは判りませんが、個人的には「非物質世界の探索(ローカル2)」であったと思っています。
ただ今回の体験をして、体外離脱と言う現象の正体を「1つに断定(明晰夢・病理的な現象・本当に抜け出ている現象)」する事は恐らく無理だと、改めて感じさせられました。
【左脳的(理屈的)な分析】
・脳が作り出した鮮明な夢
・一時的な解離性障害的な現象
・走馬灯の様な現象?
上記の分析理由は、現実の状況と体外離脱中の状況の「整合性が全く取れていない」ためです。なお「走馬灯の様な現象」と記載した理由は、離脱直前に呼吸数がかなり少なくなったのを感じており、脳への酸素供給が一時的に少なくなり、走馬灯に似た現象が発生したのでは?と素人ながら感じたためです。
【右脳的(感覚的)な分析】
・非物質世界(ローカル2)に行った
・その他(自己内の宇宙世界的なもの?)
過去にも述べましたが、体外離脱状態で物質世界(ローカル1)へ行く事は基本難しく、離脱をすると大半は自然に「非物質世界(ローカル2)」へ移行してしまうと、ロバート・モンロー氏著「Journeys Out of the Body ロバート・モンロー 体外への旅」で述べられているためです。