DEATH「死」とは何か[完全翻訳版]

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本日の朝、腕時計のゼンマイを巻いていたら、リューズに違和感が発生し戻らなくなりました。その為、時計の修理とオーバーホールを兼ねて、街に出掛けて来ました。
60年前のアンティーク時計ですので、色々とガタが来ているようです😓

さて話は変わりますが、基本的に自分の性格は理屈寄りで、少なくとも体外離脱を体験するまでは、スピリチュアル系統に興味こそあれど、基本娯楽の1つと考えていました(現在も部分的には娯楽的に考えていますが)

無論「死後も存在し続ける」など以前は信じておらず、体外離脱を幾度と無く体験した現時点であっても、未だ100%確信している訳では有りません。何故なら体外離脱をしているとは言え、その体験の全ては例外無く「肉体が機能した状態での体験」で有り、今迄体験してきた幾つもの不思議体験も、若しかしたら「脳が生み出した幻覚の類」でしか無く、編成意識状態は脳のエラーやバグを意識的に発生させているだけなのでは?と考えてしまう事があります。

恐らくこの様な考えを根底部分に持っている為、スピリチュアル系のワークショップなどへの参加は苦手なのだと思います💧
前置きが長くなりましたが、今回の記事は「死」について深く考察した書籍の紹介です。

DEATH 「死」とは何か[完全翻訳版]

イェール大学教授 シェリー・ケーガン著の哲学入門書です。
700ページ越えの大ボリュームであり、教授自らの講義を纏め上げております。以前から気になっていた書籍ですが、今回[完全翻訳版]が発刊されたのをきっかけに購入しました。
個人的には、目次 第11講 不死−可能だとしたら、あなたは「不死」を手に入れたいか?が一番気になっています。
なお前書きで、教授はこの書籍の目的は以下の様に述べています。

私は「魂が存在しないこと」を皆さんに納得してもらう。

中々大胆な発言で有り、恐らくこのブログを読んでいる方の多数は意を唱えると思います。
唯、著者の意見に同意する・しないは別として、この様に理路整然と書かれた書籍は個人的には好みです。この書籍が自分の考え方を変化させるかは不明確ですが、読物として現時点では大変楽しめています(本日電車の中で読んでいて、2回も駅を乗り過ごしてしまいました)